褐色脂肪細胞を増やすショウガの研究について

肥満を解消するためには褐色脂肪細胞を増やすのが良いのではないかという研究が徐々に行われるようになってきました。
褐色脂肪細胞とは脂肪の一種ですが、背中などに多く存在し体温を上げて脂肪を燃焼する効果があると言われています。
この脂肪細胞が多い人程、何もしなくても熱生産が高い可能性があるのです。

 

その熱生産量はなんと骨格筋の70倍もの力があるのだとか。
太りにくくなったと感じる人は、加齢と共にこの細胞が衰えてきたのかもしれません。
この褐色脂肪細胞を刺激することができるショウガや、他の食材について紹介します。


黒ショウガ

黒ショウガは生姜の一種ですが、タイなどの山間部に自生する植物で冷えに良いとされています。
肥満学会でも発表され注目されている植物のひとつです。

 

ショウガ

通常のショウガにももちろん褐色脂肪細胞を刺激するパワーがあります。
ショウガを多く摂取すると体がぽかぽかと温かくなってくるのも、この脂肪細胞を刺激するからなのでしょう。
ショウガ紅茶などで毎日飲むと、汗が大量に出るようになり体の芯から熱を生み出す力があります。

 

ニンニク

ニンニクのような野菜にも褐色脂肪と細胞を高める働きが期待できます。ショウガプラスニンニク料理は最強だといえますね。

 

カレー粉

カレー粉には多くのスパイスが含まれていますが、ターメリックはウコンでショウガと似た植物です。
スパイス類は褐色脂肪細胞に働きかけるため、インド人は痩せている人が多いのかもしれません。

 

褐色脂肪細胞を増やす方法

褐色脂肪細胞を刺激するのは何も食事だけではありません。
冷やすと活性化するともいわれており、寒い地方に住む人のほうが褐色脂肪細胞が多いのだとか。

 

シャワーで褐色脂肪細胞が多い背中を冷やすと良いかもしれません。
しかし、いきなり冷水を浴びるのは心臓発作を起こすなど体に負担となる可能性もありますから、避けるようにしましょう。
冷えピタを背中に張って刺激するという方法のほうが良いのではないでしょうか。

 

また、水泳のような運動なら適度に背中を冷やして褐色脂肪細胞を刺激することができます。
そのほか、日常でも寒い時期はちゃんと冷たい気温も体験することで褐色脂肪細胞は増える可能性があります。
現代人は夏も冬も適温で過ごすことが増えているため、どうしても寒さによって子供の頃に褐色脂肪細胞が増えにくいともいえるのです。

 

食べても太らない人は褐色脂肪細胞が多かった?

実はこの褐色脂肪細胞、赤ちゃんの頃だけでなく大人になっても活性化する事が分かっています。
どうやって増やすかというと、運動を行うと白い脂肪がピンク色に変わってきて、徐々に褐色脂肪細胞よりに傾くのです。

 

適度に運動を続けている人が何もしなくても代謝が良く、たくさん食べても太らないのはこう言ったわけがあるのかもしれません。
周りにもいますよねそんな人。

 

褐色脂肪細胞にはミトコンドリアという脂肪を燃焼させる器官が多く含まれており、脂肪をどんどん燃焼させてくれます。
つまり赤ちゃんや子供のように褐色脂肪細胞が多い人は代謝が良いというわけですね。

 

良く食べる人はダイエットなんかしたことが無いと思うほど、良く食べます。
実は食事によるダイエットを繰り返すほど、褐色脂肪細胞が減少していくのです。
運動のみでダイエットをした人は引き締める事ができるけど、食事のみで無理に痩せてきた人はだんだんと褐色脂肪細胞が減って脂肪を燃やす力がなくなってしまいます。

 

一見筋肉がそれ程多く無い人でも食べて太らないということは、この褐色脂肪細胞が多い可能性があります。
この褐色脂肪細胞の量は元々持つ体質もあって、生まれつき多いタイプの人は無理にダイエットするよりもきちんと食べながら適切な運動をすれば自然とやせていきます。
なんと羨ましい体質と思ってしまいますが、親から受け継いだこのような良い体質は無駄にしないよう、無理な食事制限は避けて下さいね。